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2009/09/11

ソニー・エリクソン 使用済み試作評価用機を使った金の資源循環プロセスを確立、新製品へ再利用

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社(所在地:東京都港区 代表取締役社長:仲井一雄、以下ソニー・エリクソン)は、携帯電話開発時に評価等を目的として使用する試作評価用機から金を抽出し、半導体に加工して携帯電話の新製品に再利用する資源循環プロセスを確立いたしました。このプロセスを利用した最初の製品を、2010年より出荷する予定です。

金の資源循環プロセス:
1. 環境に配慮した製品開発の企画
2. 試作評価用機(約5000台)の自主回収
3. 金の抽出(約230g*1)および金線への加工(約30km)
4. 半導体*2製造(約100万個)
5. 再生金を含む半導体を携帯電話*3の新製品に利用
循環図

すでに、市場で販売された使用済みの携帯電話を回収し、金を抽出するプロセスはありますが、携帯電話メーカーが試作評価用機の回収を行い、金を再資源化して新製品に再利用するまでの完全な循環サイクルを実現する製品開発は、国内初*4となります。

資源循環プロセスの㈫、㈬の工程は、ソニー株式会社(以下、ソニー)が担当しています。
今回の取り組みには、ソニーグループの製造および非製造事業所から排出される廃基板の 処理*5や北九州市での小型電子機器回収実験*6のノウハウを活用しています。ソニーが小型電子機器から再生した金を含む半導体を実際に製品で利用するのは、ソニー・エリクソンの携帯電話が初めてです。

ソニー・エリクソンは、使用済み試作評価用機に含まれる銀、銅、パラジウムなどの再資源化についても継続的に検討しています。今後も環境への負荷を低減する活動に積極的に取り組んでまいります。

*1)一部、ソニーからの自主回収品から抽出された金を含む
*2)アンテナスイッチ用MMIC(モノリシックマイクロ波IC)
*3)携帯電話の新製品に含まれる金の総量のうち、再生金の占める割合は約1%と試算しています。
*4)2009年9月11日時点、 ソニー・エリクソン調べ
*5)ソニーグループの製造および、非製造事業所から発生する廃棄基板を、再資源化処理会社および部品製造メーカーとの関係構築を通して、ソニー用の部品に循環する取り組みを進めています。
*6)2008年9月から北九州市にて、使用済み小型電子機器回収の実証実験を市とソニーが共同で行っています。