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VOICES 音楽プロデューサー 灰野 一平

『音楽を取り巻く環境で、楽曲のつくりかたは変化する』

スマホで音楽を聴くことが一般的になっていることに関して、どう思われますか?

灰野 : とくに今の若い方たちの世代は、スマホとともに生きているみたいな部分がありますよね。なので、スマホで音楽を聴くということも含めて、とても自然なことだと思っています。音楽制作に携わる僕らとしても、そこに抵抗はありません。聴く場所も選ばないですし、より音楽を楽しめればいいかなと。ただ、できるだけいい音で聴いてもらいたいので、Xperia 1 IIのような僕らが意図した音を表現できるスマホを選んではもらいたいですよね。

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近年の音楽を取り巻く環境の変化を、どのように捉えていますか?

灰野 : 僕らの世代は、たくさんCDを持っていることは自慢できることでした。ただ、買った割には全部ちゃんと聴けてなかったりとかして(笑)。近年では音楽を購入するのは、サブスクリプションサービスに変わってきていますよね。それにより、より幅広く自分が聴きたい音楽を楽しめるようになったと思うし、気に入った1曲だけを購入できたりすることもできるので、とてもいいことだなと思います。音楽をつくる立場としても、ウェルカムですね。

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音楽を楽しむ環境が変わっていくことにより、楽曲制作にも変化はあるのでしょうか?

灰野 : 変わりましたね。例えば、70年代から80年代はヘッドホンで聴くことより、スピーカーで鳴らすことを前提に音楽がつくられていたと思います。その後、ガラケーで音楽を聴いていた時代では、スピーカーが小さいのでベース音が聴こえないわけです。そうすると物足りなく感じてしまうので、コード感やハーモニーを感じるために、アルペジオみたいなものを多用するアレンジが増えた時代があったりもしました。そして、スマホでイヤホン、ヘッドホンをして聴くというのが主流になってきてからは、響きが豊かな音を意識した空間を楽しむような音楽が増えてきています。環境やデバイスよって、音楽っていうのはどんどん変化・進化していくものなんだということは、制作に携わっていてすごく感じますね。

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『Xperiaだけで音楽を制作。そんな時代が近づいていると思う』

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Xperia 1 IIは、どんな人におすすめできますか?

灰野 : お気に入りのヘッドホンやイヤホンがある人ですね。今、音へのこだわりを持っている人がとても多いと感じています。家電量販店に行くとびっくりするぐらいイヤホン、ヘッドホンが置いてありますよね。好みに応じて色々なものを試す人がいるというのは、音楽をつくっている側からするとうれしいものです。自分好みのヘッドホンやイヤホンをXperia 1 IIにつないでもらったら、製品の特徴がより活きると思います。きっと、新しい発見、驚きを感じられると思いますよ。

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Xperia 1 IIのようなスマホの存在は、今後の音楽シーンへ何か影響を与えるでしょうか?

灰野 : 世の中の音楽制作の現場は、プロ仕様のレコーディングができるビッグスタジオから、自宅やホテルなど、部屋でレコーディングを行うホームスタジオへ、という流れになってきています。そして今後は、スマホが1台あればどこでもレコーディングができる、モバイルスタジオとも言うべきところに向かっていくのかなと思います。もちろん大きなスタジオじゃないとできないこともまだまだあります。でも、Xperia 1 IIのような存在が、いつかモバイルスタジオを当たり前のものにしてくれるのではないかと期待しています。例えば景色の美しいところでふと歌いたくなった音がそのまま録れて、それをそのまま作品にすることを現実にしてくれるんじゃないかと。再生機能は十分クオリティが高い。これに録音機能もプロが使えるレベルになれば、僕も自分が担当しているアーティストに使ってもらい、楽曲として世に送り出すところまでやってみたいと思っていました。新しい音楽のつくり方が始まるんじゃないかと思います。

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Xperia 1 IIを言葉で表現すると、どんなものだと言えますか?

灰野 : プロギアですね。こだわり抜いた部分って、例えそれがオーバースペックだったとしても、心を揺さぶられるというか、魂を感じるみたいなことってあるじゃないですか。僕はXperia 1 IIにそれを感じます。音や映像にこだわったXperia 1 IIが、スマホという枠を超えて、本当の意味でのプロが使えるクリエイティブなツールになっていく。その先駆けになるんじゃないかなと思っています。

今後、灰野さんが表現していきたいことを教えてください。

灰野 : 僕は幸運にも多くの人に自分が関わった音楽を聴いてもらえる仕事ができています。音楽を奏でたり聴いたりすることで、楽しい、幸せな気持ちになれるんだということを少しでも多くの人に伝えていきたい。そのためにも、想いと情熱を込めた楽曲を手掛けていきたいですね。楽曲制作はサブスクリプションの登場により、世界を目指す志向が強くなると思います。僕は日本語の楽曲で、日本のリスナーが好きになった音楽が世界に通用することが理想だと思っているんです。そんな楽曲をつくるのが、夢というか、究極の目標だと思っていますね。

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