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VOICES デジタル映像作家/ガジェットライター 手塚一佳 「Xperia 1はプロの映像制作に必要な機能が備わった高性能ガジェットである」

CGアニメーション製作、映像制作を手掛ける会社を経営し、自らも制作業務に携わる手塚一佳氏は、自他共に認める機材・
ガジェットマニアでもある。その視線上に、Xperia 1が目に留まった。ガジェットを知り尽くす手塚氏が語るXperia 1の凄さとその利点とは。
本記事後半では、Xperia 1のディスプレイ開発担当の大西氏と対談し、
ソニーがプロ機材で育んできた機能がXperia 1に受け継がれていることが明らかにされる。

デジタル映像作家/ガジェットライター 手塚 一佳

デジタル映像作家/ガジェットライター

手塚 一佳

デジタル映像作家/ガジェットライター

手塚 一佳

1999年にアイラ・ラボラトリを設立。CGやアニメーションの制作業務を行う傍ら、専門雑誌やwebメディアに記事を寄稿し、ライターとしても積極的に活動中。近年では、海外にてCGクリエイターへの技術指導にも取り組み、次世代のクリエイター育成にも力を注いでいる。

『スマートフォンの域を超えてきたXperia 1に素直に驚いた。』

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Cine Gear Expo会場にて(手塚一佳氏撮影)初出PRONEWS誌

Xperia 1との出会いは、海外の展示会が最初だったそうですね?

手塚 : Xperia 1を最初に見たのは、今年(2019年)のNAB Showというアメリカのラスベガスで毎年4月に開催される映像機材の総合展示会です。会場でXperia 1を見た時、スマートフォンとは認識せず、撮影現場でも使える超小型のリファレンスモニターが発売されたのかな、と勘違いしたんです。
なぜ勘違いしたかと言うと、映画の撮影現場で使われるCineAlta(シネアルタ)カメラ「VENICE(ベニス)」から送り出された映像が、プロフェッショナル向けの業務用モニターとXperia 1に映し出されていたんですが、その映像の色や再現性が見劣りしなかったんです。まさかそれがスマートフォンとは思いませんよね。

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6月には、米ハリウッドのパラマウントスタジオという映画製作で使われるメジャースタジオで開催された映画撮影機材の展示会、Cine Gear Expoでも同様の展示を拝見しました。Cine Gear Expoは、世界の映画制作の現場の人たちが集う展示会ですよ。目の肥えたプロフェッショナルに向けて、スマートフォンが映画制作の機材の一つとして展示されていることに、大きな衝撃を受けました。

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Cine Gear Expo会場にて(手塚一佳氏撮影)初出PRONEWS誌

そんな展示を見せられたから、Xperia 1がどれだけのものなのか気になって、帰国してから自ら調べあげたんですよ。その時点で集められる情報からも、忠実な色再現ができるモニターと高性能カメラを併せ持つXperia 1は、明らかにこれまでのスマートフォンを超えてきたぞ、という強い確信がありました。

『Xperia 1は、シンプルに言えば、仕事に使える。
それだけ信頼できるもの。』

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手塚一佳氏提供

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手塚一佳氏提供

実際にXperia 1を手にしてみていかがでしたか?

手塚 : これは仕事に使える、と思いました。実際に、Xperia 1を会社所有・個人所有含めて3台購入しました。クリエイターにとって、機材は仕事のクオリティを左右するものなので、機材を購入するということは、それだけの信頼と評価の証しなんです。

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自分の会社では、主に映画やアニメーションのCG制作を手掛けているんですが、制作過程では、カメラとモニターを使うシーンが多々あります。
例えば、最近は実際に存在するモノを使って、それをCGに起こすようなケースが増えてきています。まずは、そのモノ自体を撮影するんですが、Xperia 1のカメラは、歪みが少なく、色味の誇張表現も少ないので、現物に忠実な画像を得られるんです。しかも撮影した画像をXperia 1のディスプレイですぐに確認できるので、ディレクターとCGクリエイターが意思疎通を図るうえで、大変役に立っています。

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手塚一佳氏提供

私は海外の制作会社と協業することも多いのですが、日本同等のクオリティを担保することに苦労することもあります。例えばベトナムの外注先では、2ヶ月に1度、技術指導を行っているんですが、現地の作業モニターが一般のPC用モニターだったりすることも多く、そこに表示される色が正確でないために、仕上がりも厳密には違ってしまうんですよね。今後、Xperia 1をモニター替わりに導入することで、海外と日本の作業の差をほとんど無くすことができると考えています。
また、国によってはモニターなどの業務機器を持ち込めない場合があります。でも、スマートフォンであればそこまで持ち込みに厳しくないので、業務用モニターに代われるXperia 1を持っていれば世界中どこでも日本と同じ条件で仕事をこなすことができますよ。

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手塚一佳氏提供

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仕事の現場で、Xperia 1を存分に使いこなされている様子ですね。

手塚 : そうですね。Xperia 1、本当に気に入って使っています。この魅力をより多くの方々に体感してもらいたいです。私は映像やCGを大学等で教える立場でもあるので、学生や若手クリエイターにオススメしたいです。それは作り手として、映像や画像、CGの正確な色を把握して欲しいからです。テレビモニターやスマートフォンのディスプレイでは色味を弄られていることが多く、本当の色で映像や画像を確認することができません。
そのような環境下で学んでいると、自分が意図しているものを表現できない、本当の色というものが何なのか分からない、という状況に陥るんですね。とは言え、業務用機材を購入することはなかなか難しいです。だから、描写力の高いカメラと正確な表現ができるモニター、その両方が完璧にセットになっているXperia 1をぜひオススメしたい。
また、「Cinema Pro」というアプリを使えば本格的な動画撮影ができるので、映像制作の業界を目指しているような方々にもぜひ使ってもらいたいですね。

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『Xperia 1は、新しい仕事のスタイルを確立してくれた』

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手塚さんにとって、Xperia 1はどのような存在ですか?

手塚 : ライターとしても活動しているので、イベント取材に多く出向くのですが、私はキャンピングカーで移動して、会場で取材をこなし、そのまま車内で記事を書き起こしています。そんな時、カメラなど大きい機材が作業スペースにあると、狭くて不便に感じることも多かったんです。でも、Xperia 1なら省スペース。PCとXperia 1が手元にあれば、ほとんどの仕事をこのスペース内で完結させることができます。Xperia 1を手にしてからは、もっぱらこれが私の新しい取材スタイルですね(笑)。

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